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新元号 の令和時代を迎えて祝賀ムードが続く5月4日(土)~5日(日)、特別史跡加曽利貝塚 縄文春まつり が開催されました。
加曽利貝塚は太古の歴史(時間)と豊かな自然(空間)とを兼ね備えた”チバの魂の故郷ーソウル・プレイス”ともいうべき特別史跡です。ほゞ都心といえる足場のよいところにあり、日頃縁遠いかもしれない歴史と自然に触れながら、人々と交歓するのに好適な公園です。
縄文春まつりにご来場の1万2千人のお客様は、縄文の色濃いいろいろなイベントに参加され、連休中の1日を楽しんでいただけたものと思います。それぞれのイベント会場の賑わいぶりを写したスナップ写真をたくさん掲載しました。
◆土器抽選会
縄文土器(レプリカ)抽選会は、令和の春まつりで3回目を迎え、ますます関心が高まってきました。抽選対象の土器は、国内で実際に出土した土器をモデルに、土器づくり同好会員が制作した精緻な複製品です。
土器10個(4日&5日各5個)に対し、1人1点限りの記名応募で800人を超える応募(80倍超)がありました。
博物館長、土器づくり同好会、ガイドの会、友の会の各代表が順番に、土器毎の当たりクジを引き当選者が決まりました。
写真1:抽選対象土器~上段ー4日抽選分の5個 下段ー5日抽選分の5個 2:抽選開始を待つ博物館前庭の大勢のお客様 3:4日抽選土器の当選者とくじ引き担当者 4:当選券を掲げるガイドの会の代表 5:当選者に土器を手渡す博物館長 6:5日抽選土器の当選者の喜びの顔
◆カソリンカップ
令和の春まつりで3回目になる「カソリンカップー火おこしタイムトライアル」も定着してきました。今までの記録タイムは <1分3秒>でしたが、今回も過去記録と同タイムの好記録が出ました。
写真1:カソリンカップ開始を告げるモニター 2:ステージ上のトライアル 3:4日トライアルの優勝者と表彰状、見事1分6秒の好タイム 4:親子ペアトライアルのほのぼの風景 5&6:5日トライアルの優勝者の表彰、見事1分3秒の好タイムは「歴代同タイムの1位の記録!」
◆音楽演奏
2日間のステージに出演された音楽家は、各地で幅広く演奏活動や音楽指導で活躍されている現役プレーヤーです。
晴れ上がった縄文の森の野外で、なじみ深い名曲や懐かしい思い出の曲などの本格的な演奏を聴くことが出来、音楽ファンにとって休日の豊かなひと時になりました。
●歌唱&ハープ演奏(5月4日)
下司 愉宇起さん(東京藝術大学出身の歌手・指揮者・作詞家)と邊見美帆子さん(東京藝術大学出身のハーピスト)の演奏会がありました。邊見さんは何回目かの「加曽利ステージ」出演であり、リピーターのファンが来場されていたようでした。
演奏曲目:・一晩中踊れたら ・みかんの花咲く丘 ・糸 ・ビリーブ ・埴生の宿 ・私を泣かせてください ・スタンドアローン ・君をのせて ・翼をください ・引き潮(ハープソロ)
●フルートとピアノの共演(5月5日)
中村美沙さん(東京音楽大学出身のフルート奏者、千葉県出身)と戸田みはるさん(ハンガリー国立リスト音楽大学出身のピアニスト)のお2人の共演には心が癒されました。
演奏曲目:・愛のあいさつ ・美しきロスマリン ・くまんばちの飛行 ・雨の庭 ・イパネマの娘 ・アイ ガット リズム ・いつか王子様が ・一人ぼっちの晩餐会 ・メリー ポピンズ
「かそりマート」で軒を連ねた外部業者さんのキッチンカーや園路テントのお店は20数店に上り、縄文春まつりの賑わいに一役買ってくださいました。
工夫を凝らしたとりどりの商品が並んでいましたが、そのうちの”縄文”や”かそり”と関係づけて開発されたグルメやグッズ(の目に留まった一部)を紹介します。
◆縄文グルメ
写真1:淑徳セットー イボキサゴ弁当+くまにちゃん雑煮 2:ホンビノス貝の浜焼 3:縄文フードー どんぐりビスコッティ、どんぐりチップス 4:どんぐりのお惣菜、どんぐりわらび餅 5:イボキサゴラーメン 6:シカバーガー、イノシシバーガー
◆縄文グッズ
写真1:「かそりマート」の遠景 2:かそり―ぬピンバッジ、土偶ペンダント、キーホルダー 3:絵本かそり―ぬ 4:土偶Tシャツ 5:土偶・かそり―ぬ柄のてぬぐい 6:かそり―ぬヨーヨー
縄文遺跡公園や坂月川沿いの里山緑地には、千葉市内ではなかなか見ることができない稀少な草花が数多く自生していて、季節ごとに花を咲かせます。(この緑地は「縄文の森特別緑地保全地区」として守られてきました ー 右写真:船着き場推定地から坂月川上流を望む)
縄文の森を巡り、自らの五感を働かせてみるのも悪くありません。
5月初旬に遺跡公園で見つけた可憐な花の一部を紹介します。
キンラン レンリソウ ホタルカヅラ
(以上)
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
山武市木原1700-18
[ ペットパーク ]
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