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駅からハイキング ― 「特別史跡 加曽利貝塚を巡る春の里山散策」

「日本最大級の特別史跡『加曽利貝塚』を巡る春の里山散策」をする駅からハイキングが開催されました。

 

早春の3月2日(金)~4日(日)、4月下旬並みと予報された暖かい晴天に恵まれ、加曽利貝塚をメインに若葉区の歴史や自然に触れるコースで、快適なハイキングが楽しめたものと思います。今回エントリーされたお客様は、主催者からのお話によると、3日間合計で1000人余りとのことです。

 

加曽利貝塚ガイドの会では観覧施設のガイドや縄文体験などを通し、旅の思い出作りのお手伝いができたらと願っています。想像を超えた太古の時代と出会い、いろいろな人々との出会いの妙を楽しむ場所が加曽利貝塚だと思います。期間中訪ねてくださった多くのお客様と交歓した様子を掲載しました。

(左)モノちゃんが出迎えるスタート地点の千城台駅 (中)JR都賀駅の駅内ポスター  (右)ゴール地点の都賀駅

千葉都市モノレール千城台駅の受付で配布されたコースマップ

「船着場か」説明板の地点

コースマップによると、加曽利貝塚公園には「船着場か」?から入り一巡して、「船着場か」?から出るコース設定になっていました。

 

加曽利貝塚東傾斜面を下った地点に「船着場か」説明板があり、その先に流れている坂月川が都川と合流し東京湾に注いでいます。5千年前から3千年前までの2千年間、カソリのムラで生活していた縄文時代の人々の主な交通・運搬路は水路で、東京湾で取った貝類などを丸木舟を使ってカソリの地まで運び「船着場」で荷揚げしていたと推測されています。周囲のムラの人々との交流も、カソリのムラの玄関口の「船着場」経由だったと思われ、なかなか味のある今回のハイキングコース設定だと思いました。

(左)船着場付近の風景      (中)観覧施設への案内標     (右)船着場から坂を登って貝塚へ向かう

・(左)「船着場」の説明板の前で説明するガイド
・(右)「船着場」地点に別々に到着された3組のお客さんと「此処で出会うのも何かの縁ネ」と立ち話。加曽利貝塚訪問記念としてコースマップを掲げ、スリーペア・ショット。

縄文体験のお手伝い

加曽利貝塚学芸員、土器づくり同好会員およびガイドの会員がそれぞれの持ち場で、多くのお客様の縄文体験のお手つだいをしました。

 

■土器づくりの実演(土器づくり同好会)

間近で土器づくり、土器焼きを見ることができ、迫力があります

■火おこし体験

火口が燃え上げる瞬間の緊張感は、一度は体験してみたいものです

■貝のアクセサリーづくり

貝のアクセサリーの手作り完成品は持ち帰りできます(無料)

■縄文服の試着

縄文服を着て、復元竪穴住居を背にして立つと絶好の写真スポットになります

■縄文土器で煮炊きしたゆで栗やイボキサゴのスープの試食

学芸員が縄文土器で煮炊きしたイボキサゴスープとゆで栗も、多くの人が味見し人気でした

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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