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5000年前から続く加曽利貝塚縄文の森の秋の夜を体感出来るように色々な催し物を盛り込んで、「ナイトミュージアム」が開催されました。
奇しくも開催前日の10月13日、「加曽利貝塚を特別史跡に指定した」旨官報で告示(文部科学省告示第136号)され、新聞各紙で「加曽利貝塚 国宝相当の特別史跡に指定」と報道されました。例年とは異なり、今年は特別記念すべき「ナイトミュージアム」となりました。
秋の長雨がこの日も途切れずご来館者のことが気がかりでしたが、有り難いことに開始時刻には、それぞれの会場は満員になりました。ただ、天体望遠鏡による星空観察会は止むを得ず中止になりました。
多くのお客様にお越しいただき有り難うございました。各催し物のスナップ写真を掲載しましたので、「ナイトミュージアム」の雰囲気をHPでもご覧ください。
「縄文人の見た星空」など、千葉市科学館の方による星空解説会は席が足りず、沢山の立ち見客が出るほどでした。太古の昔から星座は多くのロマンを人々に語りかけてきました。
(左)縄文時代の星座の説明
(中)本日の星座
(右)アンドロメダ銀河~距離は250万光年(今、250万年前の星雲を見る)
雨天で縄文の森での演奏が叶わず、博物館展示室でのコンサートになりました。満員御礼の展示室で、東京芸大出身のハープ奏者、邊見美帆子さんの演奏姿が出土品のアクセサリーや縄文土器を飾った窓ガラスに映し出され、神秘的でロマンチックな風情が醸し出されました。
(左)&(中)ステージごとにライティングが変わりました
(右)演奏終了後、お子さん達の「ハープ体験」も好評でした
■主な演奏曲
・となりのトトロ
・もののけ姫のテーマ
・ムーンリバー
■邊見美帆子さんのブログに「加曽利貝塚 ナイトミュージアム」がUPされました
邊見さんのブログ:https://ameblo.jp/mh-1217/entry-12319766657.html (是非ご覧ください)
いつもは見られないクジラやイルカの骨格標本を特別展示しました。縄文時代の人もクジラやイルカを食していました(千葉市の貝塚からクジラやイルカの骨が出土しています)。
(左)全長12mのツチクジラの全身骨格標本
(中)見学者も興味津々
(右)かそり―ぬは何処でもモテモテ・・・
夜の竪穴住居の中で、焚火の明かりに頼る縄文人の生活体験― 自分で石器を使って「焼きどんぐり」を割って食べる ―もなかなかの人気でした。
(左)雨の中でも来客が途切れない竪穴住居
(中)学芸員が縄文時代の生活ぶりについて解説
(右)石皿に焼きどんぐりを入れ、自分で敲き石で割って食べる~「香ばしくておいしい」、「いい体験ができた」
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
山武市木原1700-18
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