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加曽利貝塚縄文春まつり’18 ―(1)縄文体験の森

若葉薫る5月の加曽利貝塚の森で、抜けるような青空に恵まれた5日(土)~6日(日)「縄文春まつり」が開催されました。

 

昨秋、特別史跡指定を受けた後開催された「縄文秋まつり」では、一日当たりの来場者はおよそ3,000人で「加曽利貝塚5,000年の歴史上の新記録」といわれましたが、今回はそれを遥かに上回り2日間で約1万人と発表されています。

 

千葉市の多くの関係職員、協力ボランティア3団体(友の会、土器づくり同好会、ガイドの会)の会員それぞれの持ち場で多くのお客様をお迎えすることができました。加曽利貝塚のすべての施設で多種多様なイベントが催され、そこでお客様と共有した感動体験はスタッフそれぞれの心に永く留められることになります。ご来場いただいたお客様にお礼申し上げます。

 

各催し物会場の賑わいぶりを写した写真を掲載しました。そして機会を見て加曽利貝塚を訪ねてくださいますようご案内申し上げます。

「縄文ひろば」の体験

ガイドの会が担当する定番の「縄文ひろば」では、縄文の技わくわく体験のお手伝いをしました。

■火起こし体験(上) 弓矢体験(中) 貝あわせ(下)

・写真上:弓ギリ法の道具の使い方を説明(左)  麻ひもをほぐした火口(ほくち)に火が付いた瞬間のビックリ感動(右)
・写真中:弓矢体験は大人気で長い行列が続き、毎日350人ほどのエントリーがあります。
・写真下:絵模様をヒントに、ピッタリ合う貝を探す。二枚貝がピッタリ合うのは、生きていた時の貝の貝殻同志のみです。

■アンギン編み(上) 縄文服の試着(中) 貝アクセサリーづくり(下)

・写真上:縄文時代の布・アンギン編みに挑戦。きれいに仕上がった作品は持ち帰りできます。
・写真中:アンギン編みの(様な)縄文服を着ると、不思議にも縄文人気分に早変わり。絶対的なシャッターチャンスです!
・写真下:貝殻や木片、ビーズなどを組み合わせて(左)、作ったマイ・アクセサリーを首にかけ家族写真。どんぐり笛も上手に鳴らし、見ていて思わずにっこりします(右)。

縄文時代を見て聞く

■トークショー&クイズ大会
5日・6日両日とも、埋蔵文化センターや博物館の専門スタッフが担当し、トークショウ&クイズ大会が開催されました。お客様と活発なQ&Aの交換があり、縄文時代の深くて広い情報に接することが出来ました。

■加曽利クエスト - 謎解きクイズラリー
「縄文春まつり」の新しいイベントとして、博物館で〈加曽利クエスト〉が企画されました。「みんな!縄文時代のナゾをこの加曽利貝塚で 明らかにしよう―!!」と、すべての観覧施設を網羅したチエックポイント8ケ所に『ナゾとき もんだい1~8』を掲示。8つのポイントをコンプリートした方にかそり―ぬ特製クリアファイルをプレゼントしました。

(左)解答用紙を兼ねたコースガイド  (中)&(右)チエックポイントに掲示した謎解き問題例~1,3,5,7

★お子さんの一番人気を獲得!――「一番面白かったイベントは?」に対するお子さんのアンケート結果は、 1位:加曽利クエスト 2位:火おこし体験 3位:弓矢体験 (博物館調査)

■ふしぎ発見の旅
11:00と13:00の定時に博物館および公園内の観覧施設を一巡し、お客様とかそりガイドがともに加曽利貝塚の不思議について見たり考えたりします。本当に不思議なことが多いですね。

■石器による魚の解体ショー
縄文時代最も貴重だったという黒曜石の石器を用い、大きなタイを解体しました。大勢のお客様も興味津々、学芸員の鮮やかな手捌きに昔の縄文さんも脱帽かも知れません。

縄文時代を遊ぶ

■土偶クラフト

・写真左:土偶ペーパークラフトの案内
・写真中:厚手のボール紙を打ち抜いた土偶を組み立て(マドの写真)、好みの色を塗る。お子さんで混雑する博物館内会場。
・写真右:紙粘土で土偶をかたちどり、中にマグネットを封じ込める。完成品は持ち帰り出来ます(無料)- 旧大須賀家住宅会場。

■移動動物園
南貝塚の一角に開設された小動物の移動動物園で、小さなお子さんが夢中になって遊んでいました。

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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