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加曽利貝塚縄文春まつり’18 ―(3)新しいイベントの森

特別史跡加曾利貝塚で、五月晴れに恵まれた5月5日(土)~6日(日)「縄文春まつり」が開催されました。

 

工夫を凝らした多種多様な催し物がありましたが、その中で今回新しく企画されたイベントについて掲載します。いずれもお客様の関心が高くハイライトとも言うべきものですが、今後お客様の応援を得て継続・定着して行きたいところです。その新イベントは縄文土器の抽選会と、カソリンピック ― 【火おこしタイムトライアル】です。

縄文土器の抽選会

■縄文土器のレプリカづくり ― 土器づくり同好会
土器づくり同好会では実際に発掘された縄文土器を「モデル」とし、推定される胎土、成形、焼成などについて「モデル」に出来るだけ忠実にレプリカを制作しています。

写真左・中:見本に忠実に成形           写真右:推定される縄文時代のやり方で土器を焼成

■縄文土器の抽選会
土器づくり同好会で作りためられていた縄文土器を皆様にお届けして、加曽利貝塚に更なる関心を寄せていただきたく企画されました。対象の土器は10個(5日&6日で各5個)でしたが、1人1個限定で約600人(60倍)の応募がありました。想像以上の人気ぶりで、関心の高さがうかがえました。

 

抽選方法は土器ごとの投票箱から応募者名を記した1枚の投票券をピックアップすると、それが ”当たりクジ” になります。”クジ引き” は博物館館長、協力ボランティア3団体(友の会・土器づくり同好会・ガイドの会)の代表が土器ごとに順番に担当しました。

・写真上左:応募のため出来た長い行列   写真上中:土器それぞれに「異形台付土器 縄文時代後期(加曽利B式)【複 製】 千葉市加曽利貝塚出土」などと ”戸籍”を明記
写真上右:土器抽選会の司会担当のガイドの会員
・写真下左:”当たりクジ”の当選者名を読み上げるガイドの会代表   写真下中:当選者に土器を贈呈   写真下右:幸運な当選者5名(6日)と抽選担当の各会の代表

カソリンピック - 火おこしタイムトライアル

火おこし体験は、「縄文ひろば」における縄文わくわく体験の中で最も人気のある催し物です。お客様に一層積極的に参加していただきたく、2年後の東京オリンピックに擬えて 火口(ほくち)が燃え上がるまでの時間を競うカソリンピック -【 火おこしタイムトライアル】が企画されました。

 

5日、6日とも先着各25名様のエントリーで開催され、「選手」も観客も大いに盛り上がりました。第1回カソリンピック(5~6日)の記録は、5日の優勝者が出した『1分3秒』で、かなりの好タイムだと思われます。

・写真上左:カソリンピック参加者募集の立看板   写真上中・右:ガイドの会員が「弓ギリ法」の道具の使い方を説明
・写真下左:ガイドの会員がストップウォッチで着火までの時間を測定し、勝者を判定
写真下中:着火直後の優勝者(5日)   写真下右:優勝者に賞状授与(6日)

ドローン体験

上空を飛ぶドローンが撮影した映像をVR(仮想現実)ゴーグルを掛けて見ることで、「空から見た加曽利貝塚」を体験するイベントです。
「8の字型の貝塚の形」や「縄文時代から続く景観」を”鳥の目”で見て、かそりのムラが2000年も続いたワケを考えてみるのも悪くありません。また、ドローンの操作体験もできました。

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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