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平成30年度 加曽利貝塚縄文秋まつり は大盛況

「縄文時代から続く景観が今も残る」加曽利貝塚周辺の森が深秋の柔らかい陽射しに包まれた11月3日~4日、平成30年度 加曾利貝塚 縄文秋まつりが開催されました。

 

加曽利貝塚が特別史跡に指定された直後の平成29年度 縄文秋まつり(11月3日~5日)は主催者側もお客様も熱気に包まれていて、1日当たり来場者は3,000人に及び加曽利貝塚5,000年の歴史上の新記録とされていました。今回はそれを更に1割余上回るお客様をお迎えし、幾分落ち着いた雰囲気の中で加曽利貝塚に一層深く親しんでいただけたように思われました。

 

広大な加曽利貝塚縄文遺跡公園のそれぞれのエリアに多彩な催し物が準備され、スケジュールに沿って進行しましたが、お客様はお好みのイベントにエントリーされ大賑わいでした。(案内マップをご参照)

沢山のプログラムの中で、加曽利貝塚ガイドの会が特に関係したイベントの賑わいについて記事を掲載しました。

博物館・ステージエリアの賑わい

◆ 縄文土器の抽選会
縄文春まつり’18(5月5日~6日)で初めて企画された超人気のイベントです。抽選対象の縄文土器※は10個(11月3日&4日 各5個)でしたが、1人1個限定の抽選投票で500人(50倍)に及ぶ応募がありました。
抽選会はガイドの会女性会員の司会で進行。1~5の投票箱からそれぞれ1枚の投票券をピックアップし当選者を発表すると会場は歓声に包まれした。
クジ引きは博物館館長、協力ボランティア3団体(友の会・土器づくり同好会・ガイドの会)の代表が土器ごとに順番に担当しました。

 

※国内で実際に発掘された縄文土器を「モデル」とし、推定される胎土、成形、焼成などについてに出来るだけ忠実に制作されたものです(土器づくり同好会提供)。

・写真上:(左)11月3日の抽選対象土器    (中)抽選会場の盛況ぶり    (右)11月3日当選者の記念写真
・写真下:(左)11月4日の抽選対象土器    (中)見事当選の瞬間    (右)11月4日当選者の記念写真

◆ カソリンカップ(火おこしタイムトライアル)
カソリンカップも縄文春まつり’18(5月5日~6日)で初めて企画されたイベントで、「縄文ひろば」の中で最も長い歴史を誇る火おこし体験のタイムトライアルです。
第1回カソリンカップの記録(火口が燃え上がるまでタイム)は、5月5日の優勝者が出した『1分3秒』で、かなり高いレベルだと思われます。
第2回カソリンカップの記録は11月3日『1分10秒』、11月4日『1分5秒』で第1回春の記録に迫りましたが、僅かに届きませんでした。

・写真:(左)博物館前庭のステージで縄文式火おこしに挑戦   (中)火口(ほくち)が燃え上がった瞬間のタイムを記録   (右)秋まつりのベストタイム1分5秒を記録した優勝者に賞状授与

◆ 加曽利貝塚ふしぎ発見の旅 と 加曽利クエスト
縄文秋まつりのイベントだけではなく、加曽利貝塚そのものの施設見学を目的に来場されたお客様も少なくありませんでした。
午前と午後の定時に博物館および公園内の観覧施設を一巡し、大型の貝塚を遺した縄文時代の人々の生活の不思議についてお客様とかそりガイドがともに見たり考えたりします。

 

不思議発見の旅(施設見学)で公園を一巡する際、博物館で企画された「加曽利クエスト」のナゾときクイズラリーを兼ねることが出来一石二鳥でした。お子様だけでなく熟年者も積極的にクイズラリーに参加されていました。

・写真:(左)「不思議発見の旅」の小旗を目印に博物館前庭に集合   (中)博物館内展示を見学   (右)竪穴住居跡や貝層断面、復元住居を見学

 

「みんな!縄文時代のナゾをこの加曽利貝塚で 明らかにしよう―!!」と、すべての観覧施設を網羅したチエックポイント8ケ所に『ナゾとき もんだい1~8』を掲示。8つのポイントをコンプリートした方に特製のかそり―ぬクリアファイルをプレゼントしました。

・写真:(左)加曽利クエストのクイズ回答用紙   (中)ナゾときもんだい 例1,2~7,8   (右)かそり―ぬクリアファイル

復元集落エリアの賑わい

かそりガイドが担当する定番の「縄文ひろば」では、縄文の技わくわく体験のお手伝いをしました。

 

◆ 縄文弓矢体験 、火おこし体験

・写真上:(左)5種類の野生動物の的を狙う   (中)家族で今晩のご馳走をゲットするぞ!   (右)縄文弓矢体験は大人気で長い行列が続き、毎日300人近いエントリーがありました
・写真下:(左)弓ギリ法の火おこし道具の使い方を説明   (中・右)麻縄をほぐした火口(ほくち)に火が付いた瞬間のビックリ感動

◆ アンギン編み、縄文服の試着

 

・写真上:(左・中)縄文時代の布・アンギン編みに挑戦   (右)きれいに仕上がった作品(コースター)は持ち帰りできます
・写真下:(左)かそりガイドが秋まつり用に縄文服を10着新調   (中)縄文服を着ると不思議にも縄文人気分に早変わり、絶対的なシャッターチャンスです!   (右)縄文服を着て竪穴住居に入り太古の昔にワープ、お友達ファミリー勢ぞろい

 

◆ 貝アクセサリーづくり、貝合わせ

・写真上:(左・中)貝殻や木片、ビーズなどを組み合わせて自分好みの作品を作る   (右)世界にただ一つのマイ・アクセサリーは持ち帰りできます
・写真下:(左)貝合わせに夢中のファミリー   (中・右)絵模様をヒントにピッタリ合う貝を探す 二枚貝がピッタリ合うのは、生きていた時の貝の貝殻同志のみです

 

催し物会場で出会ったお客様と、「縄文秋まつり」のスタッフ(千葉市の多くの関係職員、協力ボランティア3団体ー友の会・土器づくり同好会・ガイドの会の会員)とが共有した感動体験は、それぞれの個人の心の中に永く留められることになります。

数多くのスナップ写真を掲載しました。各催し物会場の賑わいぶりをご覧ください。そして、機会を見て加曽利貝塚を訪ねて下さいますようご案内申し上げます。

※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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