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平成30年12月1日(土) 17:30~20:00 加曽利貝塚ナイトミュージアムが開催されました。
初開催から3回目までは何れも雨天で屋外開催が叶わなかったナイトミュージアムも、4回目を迎えた今年は比較的好天に恵まれ、6種類のイベントはそれぞれ予定通り展開されました。
お客様は大半がお子様連れで、例年のおよそ2倍に当たる約1600人もの方が短時間に来場され、それぞれの会場は相当な賑わいでした。
縄文の森の夜は本当に暗く、昼の加曽利貝塚しか知らない者にとって全く別世界でした。それぞれの会場で展開された加曽利の夜の様子を掲載しました。
夜の帳につつまれた復元竪穴住居の中で、縄文人が使っていた(場所の)炉に薪を燃やし、縄文の夜を体験するプログラムです。住居内の広さは、団体見学の小学生30人が“壁際”に沿って丸く座れるほどですが、この夜は2戸の住居とも満員電車並みの混雑で、入口に行列ができていました。
縄文土器(レプリカ)で焼いた焼き栗を先着100名様にプレゼントしたほか、石器で割って食べる焼きどんぐりも大人気で、何度も“食料補給”に走りました。
昨今、IH調理器が浸透してきた影響か、「火を吹き消す」の意味が分からないとか、「火おこし体験」で火口に炎が燃え上がった瞬間「驚いて泣きながらママに抱きつく」お子さんに出会ったことがあるとはガイド仲間の話です。
2戸の住居内では縄文生活の解説をしたほか、主としてQ&A形式でかそりガイドによる情熱教室が2時間30分間の時間いっぱい続きました。
太古の昔から続く自然の中に身を置いて、焚き火の明かりだけで暮らす縄文人の生活を体感するとてもよい機会だったかも知れません。
写真:(左)復元住居付近の夜景 (中)外から見た竪穴住居の焚き火の様子 (右)竪穴住居内の様子 ~これら3枚は″修正写真″です 肉眼ではもっと暗く感じました
千葉市出身のバイオリニスト高柳 清子さんと、ピアニストの戸田 はるみさんによる本格的なコンサートでした。
暗く静かな奥深い南貝塚の一角で、お2人が奏でるクリスマスソングやチャルダッシュなどの名曲の美しい音色が響き渡り、そして天上へ吸い込まれていきました。
写真:抑制のきいた照明の色が変化し 時々たくさんのシャボン玉を飛ばすなど興味を引き付けました また 途中で縄文服に着替えて演奏されました。
千葉市科学館の職員により、縄文人が見た5000年前の星空を映像で再現し、現在の星空と比べて解説されました。
北極星が動く!とか、千葉市から見えるダイヤモンド富士などの興味深い話を聞くことが出来ました。
会場の博物館前ひろばはハンドドリップコーヒー、唐揚げ等のグルメ店に長い行列ができ、星空解説会のお客様と混じりあい、ここも相当賑やかでした。
星空観察会の方は広い南貝塚の一角に天体望遠鏡を据え付け、雲の切れる機会を待ちましたが、こればかりは思うようにならなかったようでした。
写真:【1】星空解説の始まり 【2】21世紀 12月1日 19:00 の北極星=こぐま座α星(Polaris) 【3】5000年前の12月1日 19:00 の北極星=りゅう座α星(Thuban) 【4】りゅう座の星座とThuban 【5】ダイヤモンド富士を千葉シテイ5BEACHから鑑賞するには「2月23日:フジサン」や「10月18日:市民の日」前後がよい 【6】隣の人の顔も分らないほどの暗闇のなかで 雲の切れ目を待ち天体望遠鏡に並んだ数十人の行列
“生活をよりよく”するためにデザインを学んでいる千葉大学工学部デザイン学科デザイン文化計画研究室の学生が、ナイトミュージアムに合わせ、若葉区で採れたカボチャや竹を使ってランタンを造り展示しました。
加曽利貝塚の石碑辺りにジャック・オ・ランタンと、博物館から復元集落につながる園路に足許を照らす数多くの竹灯籠を展示し、夜の貝塚公園に特殊な効果をもたらしたようです。
写真:(左)石碑前のジャック・オ・ランタン (中)ジャック・オ・ランタンと竹灯籠 (右)公園入口付近に展示された土器や土偶やかそり―ぬを模した各種ランタン
博物館の中で学芸員により定時スペシャルトークのプログラムがありました。
入口にはかそり―ぬと記念撮影する行列ができ、展示ブース前ではトークに耳を傾ける多くのお客様が並んでいました。
「ナイトミュジアム どんぐりアンケート結果」・・・半数を超えるご来場者から回答を得ました(博物館調査)
一番良かったプログラム・・・“自分のベストプログラム”にお1人1個のどんぐりを投票
・夜の縄文くらし体験 約34%
・貝塚コンサート 25%
・かぼちゃランタンと竹灯籠 12%
・星空解説会 星空観察会 ナイトミュージアムトーク 10%前後
6種類のプログラムすべてについて、少ないものでも10%前後のお客様が一番に上げておられ、それぞれに積極的な関心を持っていただけたように思われます。
その中で、ガイドの会が主に担当した「夜の縄文くらし体験」が3分の1を占めて1位だったのは、うす暗い竪穴住居内の非日常的な空間がまさに縄文の森の夜を体感するのにふさわしいものだったからかも知れません。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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