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中学生がつくるページ

縄文土器での煮炊きはどのような点で優れているのか

~保温性と保水性という視点から~

貝塚発掘隊について

千葉市立貝塚中学校では、学校名の由来となった加曽利貝塚について、理科的な視点から調べたいと思った人たちが学年を超えて集まり、この研究を行うことになった。

加曽利貝塚には、縄文時代の史跡が多く残っている。そこで私たちはまず「縄文時代」に注目をした。そこで思い浮かんだ七つの疑問について、私たちの一人一人がそれぞれのテーマの研究を進め、それぞれの研究をまとめることによって、縄文時代の暮らしに迫っていった。
制作担当生徒:貝塚中学校 黒岡さん

このページを作成した理由(この研究を行った理由)

加曾利貝塚に行ったとき、縄文土器を見て土器について調べてみたいと思ったから。
今は、ポットなどでお湯を長時間保温しているが、昔使われていた土器などは、どれくらい温度を保てていたのかを調べたかったから。

研究の方法

(1).文献調査
加曾利貝塚などに行き聞き込みをして、パソコンで調べて資料になるようなものを集める。
(2).実験1
素焼きした板を熱して、温度の下がり方を調べる。
(3).実験2
素焼きした板を水の中に入れ、板にどれくらい水がしみこむのかを調べる。
(4).実験3
素焼きした土器の中に水を入れ、土器の重さの変化や土器の中に入れた水の量の変化を調べる。

研究の内容

4.文献調査
縄文土器は①草創期②早期③前期④中期⑤後期⑥晩期の6つに分けられる
これらの時期を見分ける一つの重要な要素として土器がある
土器は一般的には煮沸の道具として使われたが時代によっては貯蔵具として使ったり
また釣手形土器や香炉土器等は祭祀具として使用されていた。


草創期
特徴
丸底または平底の深鉢形の器形
口縁部に粘土ひもを張り付けた隆起線紋が横に走り胴部より下は文様がない。
隆起線紋の他にも貝殻などで施紋した爪形紋や押圧縄文など単純な文様がある。

早期
特徴
やわらかな土面に突きさし安定させるため器形は尖底の円錐型深鉢が一般的。
文様はより糸を軸に巻き回転させるより紋、刻みをつけた軸椿を転がす押型文、
樹枝などで線を彫る沈線文などがある

前期
特徴
器形は平底深鉢土器が一般化。
他にも浅鉢、台付き土器も出現し、縄文文様の最盛期だった。
また、草創期および早期における縄文土器は食物の煮炊きを目的とするものであったか
前期なり、煮炊き用以外の目的でも作られるようになった。つもり、盛りつけようとしての土器をこのとき作るようになった

中期
特徴
口縁部を炎様に飾った火炎土器が有名。
焼き物としての縄文土器は依然として関東、中部地方で先頭を切って進み、そこでは盛りつけ用の鉢をさらに発達させながらその上におおくの新形式が加えられた。
なので、中期は様々な土器がたくさんある。




後期
特徴
中期に獲得した多種多様な機能は着実に数を増やしていく傾向を示し、一部は
北海道、東北や近畿以外の後進地域にも普及していった。
注口土器の普及も顕著であった。

晩期
特徴
晩期になり、東日本と西日本の縄文土器に表れた違いがさらにはっきりした。
これは、縄文社会・文化の中で焼き物としての土器が果たした役割の内容上の遠いとかかわるものであると理解すべきであろうといわれている。

縄文時代の人々の主な食べ物

・野山で採取した木の実
・海や川で取った魚
・狩りで取られた獣類

木の実:ドングリ、栗、くるみ、とちの実 など
他の植物:くず、わらび、ひょうたん、山ぶどう など
貝:あさり、はまぐり、まてがい、ばかがい、はいがい、まがき など
魚:鮭、鱒、マグロ、鯔、黒鯛、鱸、鯒、鱧 など
鳥:がん、かも、きじ など
獣類:猪、鹿、たぬき、野兎 など
縄文時代の終わりごろには西日本で米づくりが始まっていて、
米を食べていた人々がいた
縄文時代は基本的に木の実の採集の文化であった。縄文人は採取した食物を食べ、余ったものは穴や屋根裏に貯蔵して必要に応じて取り出しものと思われる。貯蔵されていた食物の内訳はくるみ、栗、とち、ドングリ堅果類が中心である。このことから縄文人の主食は堅果類であっただろう。中でもドングリの比重が高かった。

縄文土器

:食べ物関係
・お酒を入れるのに使われていた。
・食べ物を煮炊きする(=鍋)
・食べ物を貯蔵する(=冷蔵庫、かご?)

お墓、儀式 関係
•埋甕…家の玄関口に埋められた土器。(現在でいう)お墓と考えられている。
•副葬品(お墓のお供え物)
•儀式の中で割られ、埋められる。
    ⇓
  万能の器、魔法の器と認識させていた。

深鉢型(口が広くて深い形)は、焚き火の火を横から吸収し、
(スープやシチューのように)汁を蒸発させないでじっくり煮るのに都合が良い。

縄文人の暮らしについて

道具
調理道具は、当時鍋のような役割をした縄文土器や、石うすの役目をする石皿がある。
また狩りや漁に使う狩猟漁労用具がある。石やりや釣針、銛などの木やひもと石器を組み合わせて使うものが多い。木材を切り出したりすることのできる木を切る斧のような役目を持つ磨製石斧という石器も存在した。磨製石斧は岩を打ち砕いて大体の形をつくり、表面をハンマーなどで叩いて平らにして磨いて仕上げられた。このころ、小さな獣や鳥を捕まえるために飛び道具と呼ばれる弓矢が使われるようになった。

食事
主に狩りである。貝塚にも残っているが、海からは貝や魚、クジラなど大型の哺乳類を
獲っていた。また、山からは、シカやイノシシなどの動物を獲っていた。また、ドングリなどの木の実や山菜の採集もしていた。木の実などの植物性のものを煮炊きして食べるために、縄文土器が生まれた。土器の用途は主に保存より煮炊きであった。
くりを栽培していた。

実験1

①目的
素焼きした板がどれくらい温度を保てるかを調べる。

②方法
素焼きした板を60度まで熱して時間がたつにつれて板の温度がどのくらい変化したのかを見る。

③予想
0.5cmの板の方が温度は下がりやすいと思う。
焼いた時間が短い方が温度は下がりやすいと思う。
すべての板が温度は下がっていくだけだと思う。
0.5cmの板をまとめた結果
0.5cmの板をまとめた結果
4分間焼いた板だけ40度を下回ってしまった。

全体的に温度の変化が似ていた。
1cmの板をまとめた結果
1cmの板をまとめた結果
6分間焼いた板と10分間焼いた板は、1回だけ温度が上昇した。

全体的に温度の変化が似ていた。
2cmの板をまとめた結果
2cmの板をまとめた結果
8分間焼いた板以外、すべて1回以上は温度が上昇した。

考察

温度が40度を下回る板もあることもある。
0.5cmの板と1cmの板は温度変化が似ていたが、2cmの板は温度変化にばらつきがあるということがわかった。

結論

0.5cmの板の方が2cmの板よりも温度の下がり方が段々分かりや すくなっていっている板が多い。
2cmの板は温度が上がるものもあった。
焼いた時間が短い板よりも焼いた時間が長い板の方が温度は下がりづらい。

このページを作成した感想

初めてこのような作業をしてみてわからないことがいろいろあったけど、やり方を教えてもらい少しずつ作れるようになりました。