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2021年の10月2日(土)、3日(日)に加曽利貝塚において秋祭りが行われました。直前まで緊急事態宣言期間で、宣言が明けて最初のイベントになりました(図1-1、図1-2)。又、改装作業で閉鎖されていた北貝塚竪穴住居群観覧施設の最初の公開になりました(図2)。緊急事態宣言が解除されたとはいえ、できるだけ密を避ける配慮をしての秋祭りとなりました。
図1-1。加曽利貝塚公園入口での受付。 図1-2。ガイドの会の当日朝のミーティング。
図2。竪穴住居跡群の新しい観覧施設の外観とその内部。
秋祭り期間中は天候に恵まれ、図3-1の様にピクニック気分で園内で昼食を取っている家族も見られました。又、恒例の加曽利貝塚マスコットの演出もあり、お子さんに人気でした(図3-2)。
図3-1。草場で昼食を楽しむ家族。 図3-2。カソリーヌと子供。
ガイドの会では初日だけでしたが、「縄文ふしぎ発見の旅」と銘打った、野外施設を案内するガイドツアー(図4-1)を行い、64名の参加がありました。もちろん新しくなった新竪穴住居跡群観覧施設も案内し(図4-2)、火焚きが行われている復元住居では、縄文時代の生活についての説明があり(図4-3)、お客さんは熱心に説明を聞いていました。
図4-1。ツアー受付。図4-2。新観覧施設。 図4-3。復元住居内。
復元住居前では火おこしの実演が行われ、そのすぐ横では石器製作の実演もあり、みんな興味深そうに見学していました(図5-1)。又、この横では図5-2の様に紙芝居が行われ、縄文時代を知ってもらうのに一役買っていました。これは今回初めて行う企画でしたが、二日間で約170名ものお客さんがあり、大変好評でした。
図5-1。火おこしの実演と石器製作の説明。 図5-2。紙芝居に聞き入るお客さん。
最近は加曽利貝塚でもデジタル機器を利用した試みが始まっています。図6-1はスマートグラスをこれから試そうとしているところで、以前行われた発掘現場を見ることが出来ます。又、タブレットを使って加曽利貝塚を回り、説明を受けることが出来ます。図6-2はそれを借りる受付での風景で、簡単な使い方の説明がありました。
図6-1。スマートグラス体験をしようとしている所。 図6-2。受付でタブレット端末を借り、その使い方の説明を受ける。
2日目には加曽利貝塚に関連したグループによる出店がありました。加曽利貝塚博物館友の、加曽利貝塚と共に生きるプロジェクトの会(図7-1)などの他、千葉市園芸協会の出店(図7-2)もあり農作物の販売が行われておりました。
図7-1。加曽利貝塚博物館友の会などの出店。
図7-2。千葉市の関連グループによる出店。
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。
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