船橋のプロに聞く! 暮らしのお役立ち情報
北習志野の千葉名産の専門店、大久保園の伊藤さんに聞きました!
新茶の季節真っ只中の今、自宅やオフィスで新茶をいれる機会も多いことでしょう。
せっかくなら、新茶の美味しさを逃がすことなくいれたいところ。
今回はそんな希望を叶えるべく、銘茶と海苔、落花生を取り扱う北習志野の老舗大久保園で、新茶の美味しい淹れ方と長く美味しく飲む秘訣について伺ってきました!
・新茶の茶葉
※新茶とは、おおよそ4月後半から5月にかけて摘み取られたお茶
・人数分のお湯
・小ぶりの急須(300cc~340cc)
・(できれば)内側が白い湯呑
※入れたときキレイな緑色を目でも楽しむため♪
それでは、さっそく新茶をいれていきましょう!
人数分の湯のみだけ用意し、その中に沸騰したお湯を入れ冷ます。
★だいたい80℃くらいまでを目安に冷ますのがポイント!
冷ましている間に急須に人数分の茶葉を入れる(例:3人分で6gが目安)。
続いて湯のみで冷ましたお湯を急須に入れ、30秒ほど蒸らしておく。
★お茶の種類によっては、蒸らす時間も異なるのだそう。
濃さを一定にするために、すべての湯呑みに均等にいれていく。
これで美味しい新茶の完成!!
★美味しいお茶を出すには振らずに我慢!
右:一煎目 左:二煎目
急須にお湯を注いだら、茶葉が開いているうちにすぐに出す。
時間が経つと、どんどん渋いお茶になっていく…。
★ぬるめのお湯を注いで色が出ないようなら、熱いお湯で注ぐと良い。
■一度開封したものは密封状態にし、すぐに冷凍保存する。
お茶は臭いを吸うためご注意!
■温度差があると逆効果なため、使用する分だけ容器から出す。
「お茶」についてみなさんどれくらい知っているでしょうか。
今回お聞きしたお話だけでも大変興味深いものばかり…!
ここでは、少しだけお茶にまつわるエトセトラについてご紹介したいと思います。
熱いお湯でいれた場合は、渋み成分である「タンニン」が、ぬるいお湯の場合は甘み成分である「テアニン」が出るのだそう。
中でも「タンニン」には、生活習慣病を予防するなどの健康効果も期待されているようです。
ちなみに高価なお茶ほど、甘い味なのだとか…!
お茶はとても種類が多く、それぞれに美味しい淹れ方があるそうです。
地域によっても味が異なるそうで、飲み比べも楽しそうですね♪
ぜひ、お近くのお茶屋さんでお茶や美味しい淹れ方について伺ってみてはいかがでしょうか?
店長 伊藤要人さん(写真:左)
大久保園 北習志野店は、お茶の販売からはじまった半世紀以上続く老舗のお店。
創業後、海苔や千葉名産の落花生の取り扱いもはじめ、現在に至ります。
香り高い銘茶に味と香り自慢の焼海苔、甘味豊かな落花生といった千葉の名産が豊富に揃っており、全国への配送も行っています。
店長の伊東さんは、この道に携わって36年。
以来、北習志野店の看板を守り続けています。店内にはお菓子も多く取り揃えられており、お茶に合うものも紹介してくれます。
店名 | 大久保園 北習志野店 |
住所 | 船橋市習志野台2-6-12 |
電話番号 | 047-467-3636 |
※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。