今回ご紹介するのは、築40年のマンションです。
長年の夢「思い通りのキッチン空間で過ごす自分時間」

わずか9㎡の空間ですが、なかなかその夢を語れる専門家に巡り合わず悶々と過ごす毎日
今回、そんな夢を叶えるお手伝いをさせていただいたキッチンをご紹介します。

ご家族は2人+1匹（50代ご主人・50代奥様）
頻繁に息子さんご家族が遊びにくる住まいです。
まだまだ小さなお孫さんと過ごす楽しい我が家なのですが、キッチンだけはストレスのもと。

お料理が大好き
中でも、パンを焼く時間は至福のとき・・・・しかし
捏ねる場所さえないキッチンにストレスもMAXに！


狭い空間だからこそ、こだわってほしいキッチンの動線や収納そして作業性
既製品では収まらない家具は、すべてオーダーサイズの制作です。
真剣勝負の打ち合わせを重ねて、ショールームへ同行して最終チェック。
現物を見て・触れて・感じることは必須事項

古い住まいの場合、専用の電気配線が不足しているケースがほとんどなので
分電盤からの配線状況も合わせて検討してみることが大切です。
古い配管なども、できれば新規にやりかえることをおすすめしています。
配管つまりや劣化など、見えない部分こそが大切な場所なのです。


工期は約10日
総工事費は350万円

ポイントは何？
キッチン
床のホワイト・キッチンのワインレッド・天井のランダムな茶色
そのすべてを引き立たせるのが、照明の光
手暗がりにならないように、全体照明と間接照明をじょうずに配置することが大切です。

家電収納と食器棚
作業動線にあわせた家具配置
狭い空間内を、無駄なく動くシュミレーションをして、家具の配置を決定します。
動線が定まらない配置は、後にストレスの原因になってしまうから要注意！


ワークテーブル
こだわりのワークテーブルでは、パンを捏ねたりお料理の下準備に大切なカウンター部分と
お料理レシピや書籍が収納できる書庫
ただし、空間がせまいので、カウンター部分はバタフライ式（折りたたみ式）にしてみました。
もちろん、オリジナルのワークテーブルは図面化したものを家具職人が手作りしました。
表面のワイン色もこだわってキッチンとおそろいです。


対面カウンター下のデッドスペース
空間がもったいない！
そこで考えた可動式カウンター
一番下には、ストックしている水や瓶類などが入るキャスター付きBOXを作りました。



まだまだこだわりポイントはありますが、
なによりも「ありがとう」とお客様の笑顔が私達へのご褒美です。
私たちのポリシーは
一期一会に感謝し、これからつながっていくご縁を大切にすること
人生を終えるときまで寄り添うことができるご縁


今日は、こだわりのキッチンのお話をさせていただきました。
あなたのお住まいはいかがでしょうか？
ご家族が笑顔で過ごせていますか？
○○がなんとかならないかしら？


まずは、お悩みお聞かせください。
全力で応援させていただきます！